現在、2歳と9ヶ月になる娘ちゃん。
月齢にしては大きめの体格で、92cm、15.5kgくらいと、3~4歳並みになってきました。
そうなると、新生児のころから使っていたチャイルドシーは、
だいぶキツキツです( ^ω^)・・・
本人も広い方が良いのか、たまに助手席に座りたがっています。
そこで、もっと快適に座って欲しいので、ジュニアシートを検討し始めました!
ただ、調べ始めると、「どのメーカーがいいのか?」「どこを見て選べばよいのか?」なんだかさっぱりわからず。
店員さんに教えてもらったり、実際に見たり、レンタルしたりして選んでいきました。
そんな経験から今回は、
3歳からジュニアシートに乗換える方が、選びやすくなるように、各メーカーの特徴やオススメのジュニアシートについてまとめまました。
ぜひ、参考にしてくださいね!
ジュニアシート、さおこのイチオシ!
ジュニアシートと法律
まずは法律のお話から。
法律では、6歳未満の幼児をチャイルドシートに乗せないで、 運転してはいけないことが定められています(道路交通法第71条の3第3項)。
そして、6歳以降は義務ではないですが、身長が150cmになるまでは使用が推奨されています。
義務ではなくなるので、6歳以降は使うかどうか悩む方もいらっしゃると思いますが、
チャイルドシートをつけた場合とつけなかった場合を比べると、致死率が4.7倍にもなってしまうという結果も出ているようです。
また、身長の低い子供が、大人用のシートベルトをつけると、体格に合わず、シートベルトが首を傷つけてしまったり、お腹を圧迫してしまうのも危険です。

こうした危険性を考えると、
やはり推奨される身長まではしっかりと使っていきたいですね。
「150cm」というと、だいたい小学校4年生の平均になるので、9~10歳くらいまではジュニアシートを使った方が良いということですね。
3歳から使い始めて、9~10歳まで使うとすると、約6,7年は使い続けると考えた方が良さそうです。
JAF「[Q]チャイルドシートはいつまで使用すればいいですか?」
ジュニアシートの基礎知識
簡単に、ジュニアシートの種類と用語についてまとめます。
isofix | 簡単に、そして確実に固定できます。 | シートベルトを使わずに、ジュニアシートに付いている専用のコネクターを、車の座席にある金具(アンカーポイント)に「カチッ」と差し込むタイプ。
シートベルトタイプ | 車のシートベルトを使って、ジュニアシートを座席に固定する方法。 isofixよりぐらつきやすい。 |
ジュニアシート(背もたれあり) | チャイルドシートを卒業した子供が、車のシートベルトを安全に使えるようにするための補助具。 |
ブースターシート(背もたれなし) | 背もたれのない、座面だけのジュニアシート。 子供の体格が大きくなり、背もたれ付きのジュニアシートが窮屈になった頃に使用します。 |



ブースターシートは、身長125cm~150cm(7~11歳)くらいが使うものだよ。
3歳から使うなら、背もたれ付きのジュニアシートを探そう!
選ぶときのポイント
3歳からのジュニアシートを選ぶ時のポイントは、次の6つです。
- isofixタイプにするか、シートベルトタイプにするか?
- メッシュは欲しい?(通気性は良いけど、劣化して切れるとチクチクする)
- ドリンクホルダーは欲しい?
- 価格は安く抑える?高くてもOK?
- 長く使うものだから、丸洗いできるものがオススメ!
- 店頭か、レンタルをして実物を見てから買おう!



このあたりを考えてから選んでいくと、選びやすくなりますよ!
また、店頭に見に行くと、1万円しないくらいのジュニアシートもありました。
安い理由を聞いたところ、
シートベルトタイプであること、座面のクッションがそんなに入っていないことでした。



おじいちゃん、おばあちゃんが、帰省した孫を車に乗せるときに使っていると聞いたよ。
本当にたまにしか車に乗らないというご家庭であれば、安いタイプでも良いと思います。



ただ、毎日送り迎えで使っていたり、週末や帰省、旅行で数時間車に乗るというご家庭は、
子どもの安全性と快適性のあるジュニアシートを選ぶのがオススメです!
わが家もこちらで探しました!
次から、isofixタイプで、背もたれありのジュニアシート、かつR129適合のものだけを厳選して3つ紹介していきます。
ぜひ参考にしてくださいね!
各メーカーの特徴と商品のメリット&デメリット
ここからは、4つのメーカーと、3歳から使えるオススメのジュニアシートについて紹介していきます!
【1番おすすめ!】ブリタックスレーマー│キッドフィックス プロ
ブリタックスレーマーの特徴
ブリタックスレーマーは、ドイツのレーマー社とイギリスのブリタックス社が合併して誕生したブランドで、長年にわたる研究と開発で培われた高い技術力が強みです。
フォルクスワーゲン、メルセデス・ベンツといった自動車メーカーとの連携して、共同で開発を行っているため、その安全性は自動車業界からも高く評価されています。
「キッドフィックス プロ」は、ジュニアシートのなかではここだけ、股下にシートベルトを通す部分があります。
これがあることによって、お腹にきやすいシートベルトを正しい位置に固定することができるんです。



首にあたりやすいシートベルトも、保護してくれる部品がついています。
紹介するなかで、1番安全性と快適性が高いジュニアシートだと感じました!
キッドフィックス プロの口コミ



足の間に腰ベルトが上がらないようフックがついてるので、おなかが変な位置で圧迫されないのがいいです。
お値段はしますが、安全性を重視して購入しました。



安全性が高いと思う部分が多いです。
カラーも可愛くて、気に入っています。
メリット | デメリット |
---|---|
・唯一、股下にシートベルトを通す部分がある ・最新モデルはメッシュもあり ・比較的スリム ・カラーが豊富 ・丸洗いOK | ・自動車会社と共同開発していて、安全性が高い・置いているお店が少ない(レンタルサービスがある) | ・価格が高い
アップリカ│ライドクルー ISOFIX AB
アップリカの特徴
アップリカ(Aprica)は、日本のベビー用品メーカーとして、ベビーカーやチャイルドシートなどで高い信頼を得ています。ジュニアシートにおいても、子供の快適性と、日本の家庭での使いやすさを重視している点が大きな特長です。
アップリカのライドクルーは、マシュマロGキャッチで頭部をしっかり守ってくれます。
シートも、低反発クッションや、速乾性のメッシュが使われているので、汗をかきやすい子供が快適に過ごせるようになっています。
座面の左右には、カップホルダーもついているので、おやつやドリンク、おもちゃを入れたいという方にピッタリですね。
また、背もたれを外して、ブースタークッションとして使えるのは、買い替えなくて良いので嬉しいポイントです!





安全性と快適性、価格と良いところずくしですね!
ただ、実際に座らせてみると頭部の厚みがあり、外を見たい子や狭いのが気になる子は検討が必要です。
ライドクルー ISOFIX ABの口コミ



比較的安価で安全性の高いISOFIXジュニアシートを探して、購入しました。 ISOFIXは、簡単に確実に固定され安心です。
子どももクッションが柔らかくて、座り心地良いと喜んでいました。
ドリンクホルダーも気に入ってくれて良かったです。



座席の角度と高さの調整が簡単で良かったです。
ただ、シートベルトがさしずらく、装着が難しいです。
メリット | デメリット |
---|---|
・座面が柔らかく、座り心地が良い ・メッシュ素材 ・カップホルダーがついてる ・洗濯機で洗える ・ブースターシートにもなる ・価格もお手頃 | ・頭部と体をしっかり守ってくれる・シートベルトが装着しにくいという声が多い | ・頭の部分が狭い
コンビ│ジョイトリップ アドバンス for Kids R129 エッグショック MA
今回はエッグショックが使われている前バージョンの紹介です。
最新版の「air RA」にはエッグショックは使われていないので、ご注意ください。
「エッグショック MA」と「air RA」の比較は、おすわりナカジさんの「【店員解説】ジョイトリップアドバンス for kidsの違い。RA・YA・MAやairなど」の記事がわかりやすいです。
コンビの特徴
コンビ(Combi)は、日本のベビー用品メーカーとして、ベビーカーやチャイルドシートで高い知名度を誇ります。
コンビの独自技術である「エッグショック」が使われているものが多いです。
「エッグショック MA」は、衝撃を吸収するエッグショックが、頭部中央に使用されています。
頭をしっかりと衝撃から守りつつ、頭周りの空間も広そうな印象でした。
足元も広々していて、全体的にゆったり座れるジュニアシートです。
ジョイトリップ アドバンス for Kids R129 エッグショック MAの口コミ



座面・背面が広く、通気性も良好で、子供が機嫌よく座っています。
外を見たり、テレビを見たりするのも快適そうです。
乗せ下ろしも楽になったので、買って良かったです。



安心のブランドで選びました。
シンプルで良いです。
メリット | デメリット |
---|---|
・クッションベルトがあるため、首や肩が痛くない ・頭周り、足回りが広々している ・丸洗いOK! | ・エッグショックでしっかり守られる・頭部側面の保護がない | ・最新モデルと比べると、高さ調整はできるが、幅の調整はできない。
サイベックス│ソリューションG2
サイベックスの特徴
サイベックス(CYBEX)は、ドイツ生まれのベビー用品ブランドです。「安全性」「デザイン」「機能性」を掲げ、先進的な安全機能とスタイリッシュなデザインで高い評価を得ています。
ソリューションG2の1番の特徴は、コンパクトに折りたためることです。
カーシェアやレンタカーをよく利用する人や、車を2台持っていて付け替える、祖父母の車に付け替える…
といったように、頻繁にジュニアシートを取り外して使う人にはピッタリです!
サイベックス ソリューションG2の口コミ



安全性の高さとシート独自のリクライニングがついている点で選びました!
とっても軽いので、女性一人でも持ち運びも楽です。



サイベックスのチャイルドシートが大好きで、ジュニアシートも同じメーカーにしました!
サイドからの衝撃に耐えられる設計なのが魅力ですね。
メリット | デメリット |
---|---|
・リクライニングがある ・高さと、幅の両方が広がる | ・軽くて、コンパクトになる(58kg)・付け替えが必要ないと、メリットを感じにくいかも | ・シートベルトの付けはずしが少しやりずらい
サイベックスのジュニアシートは、1.5歳から12歳頃まで使える、「パラス G2」も人気ですね!
シートベルトではなく、お腹の前でガチャっと固定できる「インパクトシールド」が特徴です。



ただ、5点ハーネスの肩ベルトを外してしまう子や、イヤイヤ期でなかなかシートベルトをつけてくれない子にはいいかもしれませんが、
インパクトシールドも試着して泣いてる子もいました…。
好みや窮屈さは子どもによってさまざまなので、試着してみたり、慣れさせる工夫は必要かもですね。
まとめ
今回は、3歳から使うジュニアシートの選び方と、おすすめの商品を紹介してきました。
「isofixタイプのもので、R129を満たしている、背もたれがついているもの」と絞っていくと、ジュニアシートはそんなに種類がないので、選びやすいと思います。
あとは、ママ・パパがどこを一番重視しているかで選んでいくと、後悔が少なくなるでしょう。
実物を見ること、座ってみることも役に立ちます。
「意外とスリムだなー」「意外と頭周りが大きいな」「ここは譲れないな」といったことが、見ていると出てきますよ。



アカチャン本舗や、トイザらスに行くと種類も豊富で、
店員さんもしっかりと説明してくれるので、オススメです!
ブリタックスレーマーは取り扱いが少ないので、実物を見たい方はお問い合わせから「レンタルしたい」旨を伝えてみてくださいね。